2017年10月29日日曜日

平成29年10月28日(土)第三回習志野市医師会BLS研修会を開催しました

  
研修会スタート前に千葉市医師会インストラクターの皆さんと記念撮影
左から朱先生、中村先生、一人飛んで瀬田先生
まずはじめにコースディレクター中村先生の講義
インストラクターの蒔田先生、朱先生におよるBLSデモ
受講生にBLSの手本を示します
左から蒔田先生、朱先生、鎌田先生

4つの勇気
まず「目の前の倒れている人に声をかける勇気」
次いで「意識がないとわかったら、大きな声で助けを呼ぶ勇気」
瀬田先生が説明
左は、あそう眼科 麻生先生
呼吸と脈拍を確認
気道を確保(頭部後屈顎先挙上)、チェックパルス
インストラクター新井先生「心肺停止の判断は10秒以内に」
 
こちらも呼吸、脈拍を確認中
 
3つ目の「反応がなかったら、胸骨圧迫をする勇気」
新井先生が圧迫の仕方を説明中
圧迫の部位は胸骨下半分。1分間に100-120回の早さ
深さは5-6cm
リコイルはしっかりと
胸骨圧迫開始
力強く、リズミカルに圧迫
鎌田先生や同一グループの受講生に見守られながら胸骨圧迫
絶え間ない胸骨圧迫が必要です。中断は10秒以内
梶本先生、ポケットマスクで人工呼吸中
休憩時間中にバッグバルブマスクの説明
立って聞いているのは吉岡先生
休憩後に中村先生からAEDについて説明
インストラクター萩原先生(右)、蒔田先生(左)
四つ目の勇気「AEDが手元にあれば、自ら除細動を実施する勇気」
パットを貼る位置は・・・
みんな離れて、まさにショックする直前
最後は実技テスト
採点者はインストラクターの朱先生
習志野消防局の中島さん、島田さんによる回復体位の説明
受講生の皆さんはみな真剣なまなざしです
中島さん、島田さん、いつもありがとうございます
                   人形を使って腹部突き上げ法による異物除去の練習
               指導は消防局の中島さん
 
受講生の皆さん、お疲れ様でした。今日から、バッグの中にポケットマスクかフェイスシールドを忍ばせてお出かけ下さい。
今回の研修会にご協力いただいた千葉市医師会、中村先生、朱先生、瀬田先生、そして習志野消防局の中島さん、島田さん、改めましてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 

2017年10月1日日曜日

平成29年9月24日(日)習志野市災害医療本部及び応急救護所訓練に参加しました。

災害医療本部(市役所)、応急救護所(習志野市立第一中学校、第二中学校、第七中学校)、済生会習志野病院、谷津保健病院、津田沼中央総合病院、習志野第一病院間でアマチュア無線機を用いた情報伝達訓練を行いました。
 
災害時には京成大久保周辺から災害医療本部までは大きな陸橋等のないマラソン道路を徒歩か自転車で行く方法が最も早く安全に思えます。しかし、実際に歩いてみると・・・
線路の下をくぐらなければならない場所が2カ所
市役所の目の前には京成線が通っています。自転車で通過は無理かもしれませんね。
習志野市役所 関口課長(本部事務局責任者)から訓練の概要説明
9:00発災 各訓練場所でシェイクアウト
習志野市役所 菅原次長(医療本部長)から参加者にアクションカード(役割分担カード)が手渡されます。
受け取っているのは歯科医師会 大森先生(無線担当者)
訓練参加者は訓練の流れを事前に知らされていません。参加者はコントローラーから現在起こっている状況を伝えられ、その状況に対して判断しながら救助活動を行う訓練でした。
各救護所からトリアージされた傷病者リストがアマチュア無線を用いた画像転送システムで送られて来ます。緑のベストは薬剤師会、黄色いベストは歯科医師会、いちばん奥の緑と白のベストはアマチュア無線非常通信連絡会の皆さんです。ちなみに医師会は赤のベスト。
災害時にはベストの色で判別できることが重要です。
テーブルには続々送られてくる傷病者リストが広げられています。
各救護所、県からの情報、要求等をホワイトボードに記載
傷病者リスト、EMIS情報を確認中
中央は災害医療コーディネーター 鎌田先生(習志野第一病院)、左は萩原先生(習志野第一病院)、右は小林先生(済生会習志野病院)
 災害本部から宮本市長が視察にいらっしゃいました。
 
地図を見ながら道路の被災状況を確認
転送先の決まった傷病者を転送先毎に分類
最後は参加者全員で反省会
今後の訓練に生かしていきます。
なお、無線訓練は毎月行っています。