2012年5月29日火曜日

今日は予防接種の会議を開きました

 このところの季節は心地よい風がそよぎ、風邪の患者さんが減ってきて、少し暇になってきました。今日は午後の診療を終えるとすぐに医師会で会議に出かけました。予防接種委員会の会長を務める袖ケ浦で小児科を診療している中山先生は、顎をさすって余裕の表情・・・。
 習志野市健康支援課の課長の内海さんがまず最初に挨拶と、今日の会議の目的、すなわち大勢の市民の方に過ちなく確実に一人でも多く予防接種を行うための会を開きました。
 隣の大内さんは市の予防接種に関して、市として市民の健康を守るうえで重要な事項を丁寧にそして理解しやすく伝え・・・、隣の石山さんがさらに強力にサポートすして・・・、
 実籾で小児科診療をしている赤松先生はいかに確実に予防接種を受けてくれやすいような市民への連絡システムのアドバイスをして・・・、袖ケ浦で内科小児科を診療している木村先生はときおり質問をしていました。
 皆聞き逃すことなく一生懸命耳を傾けて、会は2時間近くにわたって議論を重ねました。一例をあげれば、昨年5月から開始された子宮頸がん予防ワクチンは、中学1年から高校1年までの4学年、対象者は市内で2.987名、そのうち1回めをうった人は2.115名いました。その中でまだ数百人の人が3回目の接種まで終了していません。初回接種後1年以内であれば国と市の負担で、個人負担無く子宮頸がんの予防ができます。まだうち忘れの方や家族の方は健康支援課もしくはかかりつけの習志野市医師会の先生までご相談ください。
 今日の午後来院した患者さんです、『腕にシミができた。』と言っていました。これはシミではなく皮下血腫と言って静脈や毛細管からの出血です。
 心疾患や脳血管疾患の患者さんが増えてきて、最近では血液をサラサラさせる薬の内服治療が増えてきました。この方も外来ですぐに検査をしてサラサラ度を見ましたところ、とても素晴らしい結果で、少しの皮下血腫は心配ないとの説明に、胸をなでおろして帰られました。
 私の街は東京湾を埋め立てて約50年近くたっています。当時は庭木を選ぶ基準は、花の美しさだけでなく、美味しい実も楽しめるような考えで選ぶことが多かったようです。これは山桜桃梅(ゆすらうめ)、ちょっぴり酸っぱくてほんのり甘い味がします。
 イチゴの花が枝の先端にたわわについています。そして花弁が散った後にはまだ青緑のイチゴの実が顔を見せ始めています。
 そしてこれは柿の花、とても多くの花を咲かせますが、いくつもの花は途中で風や雨に打たれて落ちて行きます。また、地面に落ちた柿の実も徐々に大きさを増すことで、季節は確実に夏に向かっていることを感じさせてくれます。
そしてこれは夏みかんの花です、やがて小指の先ほども緑色の実を結び、秋の日を浴びてふくらみ、初冬の季節になると橙色の見事なミカンに変身します。習志野市医師会は予防接種の委員会を通して、ワクチンで防ぎうる病気はできるだけ予防できるシステム作りを習志野市と協力して努力して作り上げていきます。

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